私たちの味方がいてくれる(6月12日礼拝メッセージ)


私たちの味方がいてくれる(6月12日礼拝メッセージ)

ヘブライ人への手紙4章14~5章10節
 
要旨
 ルカ24章で、復活のイエス様は天に上げられた。では今、天で何をなさっており、それが私たちに関係があるのか? いま、まことの大祭司として、私たちの味方であって下さる。
 大祭司は、旧約の時代に展開した。幕屋や神殿の制度において、動物の犠牲を捧げることをもって、人が神からの赦しを頂き、良好な関係を保てるように仲立ちをする役割であった。
 しかしそれは影に過ぎなかった。本体はイエス・キリスト様である。キリストは、「ご自身の血によって、ただ一度聖所に入って永遠の購いを成し遂げられた」(ヘブ9:11)。
 腹が減って腹が減って死にそうな目に遭ったに人しか、パンを盗む者の心は分からない。しかし、パンを盗んではいけない。
 天にいらっしゃる大祭司イエス様は、「腹が減った」者の苦しみ、誘惑をよくよくご自分が経験された(しかし罪を犯されなかった)。
 だから、「パンを盗まないで済む」方法を教えて下さるし、「パンを与えて」下さる。そうであることを求めて、直々に、天の大祭司に私の悩みや苦難を申し上げ、必要を訴えよ。「時宜にかなった助けを頂くために、大胆に恵みの座に近づこう」と勧告されている所以である。ホンネの祈りを密室において捧げよう(ルカ18)。
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