嵐をも静めるお方(9月11日礼拝)


嵐をも静めるお方(9月11日礼拝)

ルカによる福音書8章22節~25節

要旨
 ゲネサレト湖(ガリラヤ湖)は、山からの強烈な突風を受けやすい。ガリラヤ湖の船は突風に備えた設計であり、元ベテラン漁師たちも、風には慣れていた。
 しかし、それらをも越えてしまう嵐に遭遇した。弟子たちはあらゆる手を尽くしたが、自分たちが「破滅する」時は間違いなく近づいていると判断し、同じ船の上で「寝て」おられるイエスを起こしに行った。「一蓮托生だなぁ。この先生も強運の持ち主ではなかったなぁ」とでも内心思いながら…。
 誰も予想しなかったことだが、イエス様は起き上がって、風や波に「静まれ」と命じた。すると凪になった。弟子たちは互いに、「“これ”は一体何者なのだ」と、イエス様のことをまるで化け物のようにささやき合った。しかしこの出来事が、引き続くレギオンの出来事、ヤイロの娘の生き返りの出来事と共に、「あなたは神からのメシア(救い主)です」(9:20)というペテロの信仰告白へと導いていく。
 イエス様が一緒に船に乗っておられて本当に良かった! イエスが「向こう岸に渡ろう」とおっしゃったなら必ずそうなる。それがイエスに従う者の心構えである。問題が起こったらもっと早くイエス様に訴えれば良かったのに、とも言える。「あなたの信仰はどこにあるのか」とイエスはお問いになる。